ホームページリニューアルおよび料金体系改定のお知らせ

平素よりPlata Designをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
この度、ホームページのリニューアルに伴い、設計のお見積りおよび料金体系の改定を行いました。

単価適正化とこれまでの背景

当方では起業初期(2DCAD主体)に設定した設計単価を10年間維持してまいりました。この移行期間中もいち早く3DCADを導入・活用しておりましたが、ソフトの設定や作業環境の見直しに伴う試行錯誤でお客様に少しでもご迷惑をおかけしてはならないという思いから、これまであえて価格を据え置いてまいりました。

この度、3DCAD(REBRO)への完全移行と運用体制が確固たるものとなり、事前の干渉チェックや精度の高い施工シミュレーションなど、ご提供できる付加価値が飛躍的に向上いたしました。それに伴い、満を持して時間単価を現在の実務能力に見合った適正な価格(7,500円/時)へと見直すことといたしました。

なお、この7,500円/時(日額換算60,000円)という単価は、国土交通省が定める「設計業務委託等技術者単価」における「技師(A)」クラスの基準日額(59,600円)とほぼ同水準です。30年の豊富な現場経験と最新の3DCAD技術を掛け合わせたプロフェッショナルな設計をご提供する上で、公的な指標に裏打ちされた客観的かつ適正な価格設定となっております。

新規物件におけるメリット:納期の大幅削減とトータル金額の維持

単価が上がることでご負担が増えるように思われるかもしれませんが、一般的な新規物件において、施工図一式としてのトータル価格は従来と大きく変わりません。

初期の「3Dモデリング費用」は新たに追加となりますが、2D図面は3Dモデルから任意の箇所の平面図や断面図を直接切り出して作成するため、ゼロから作図する費用が大幅に低下します。さらに、設計変更時も3Dモデルを一度修正するだけで関連するすべての図面が一括で自動修正されるため、図面間の整合性を保ちながら全体の納期を従来の1/2〜1/3程度(当事務所実績比)まで大幅に短縮することが可能です。

※補足:客観的な実証データについて
実際に国土交通省が公表している「BIM/CIM活用事例」の実証データにおいても、2Dから3Dへの移行により、例えば図面間の干渉チェック作業に要する時間が16時間から3時間へと約8割削減されたり、関係機関との打ち合わせ時間が1/4に短縮されるなど、各作業工程において劇的な作業量の減少が報告されています。当事務所における**「納期1/2〜1/3」**という実績も、こうした公的な実証データに裏打ちされた確かな数値となっております。

更新工事における3DCADの真価

近年当方へのご依頼でも多くなっている**「更新工事」においても、3DCADは圧倒的な優位性**を発揮します。

更新工事では、既存の構造物や配管との複雑な取り合いが発生し、事前の調整や図面のチェックバック(修正作業)に作図以上の膨大な時間がかかります。さらに、エンドユーザー様(施設管理者や運用担当者様など)との仕様確認や変更打ち合わせにも多くの時間が割かれます。

当方では、3Dモデル上で事前の干渉チェックを行って手戻りを未然に防ぐことで、この「チェックバックに伴う膨大な時間」を極限まで圧縮しています。くわえて、エンドユーザー様との打ち合わせにおいても、3Dモデルを活用して直感的に分かりやすい変更案や説明資料を即座に作成できるため、仕様決定や合意形成にかかる時間を大幅に短縮することができます。

このように「修正作業の極小化」と「打ち合わせの迅速化」によって、複雑な現場であっても圧倒的なスピードで施工図を完成させることができます。これにより実際の現場工事の日程に余裕が生まれ、万が一の予期せぬトラブルや仕様変更が発生した場合でも、工期内に確実に対応することが可能となります。

無駄を省く「LOD(詳細度)別お見積り」の導入

プロジェクトに合わせた最適なコストをご提案するため、新たにLOD(詳細度)別のお見積り基準を導入しました。LODとは「Level Of Development」の略で、3Dモデルの詳細さを表す尺度です。計画段階から施工・製作レベルまで、要求される詳細度を事前に設定することで、過剰なモデルの作り込みによる費用の無駄を徹底的に省きます。

具体的には、以下のようにプロジェクトの目的に応じた最適なモデリングをご提案します。

  • LOD200(計画設計レベル): 全体配置の計画や大まかな干渉確認を行うためのモデルです。外形が分かる程度の作り込みに留めることで、初期段階でのモデリング費用を大幅に抑えます。
  • LOD300(実施設計レベル): 設備や配管を所定の寸法で正確にモデル化します。本格的な干渉チェックや2D図面の一括作成などに活用できる、実務で最も要求される標準的なレベルです。
  • LOD400(施工・製作レベル): 実際の施工現場で間違いなく納まるよう、極めて高精度に作り込みます。モデリングに時間はかかりますが、複雑な現場での手戻りや甚大な追加コストを徹底的に削減したい場合に最大限の威力を発揮します。

このように「どこまで作り込むべきか」を事前にお客様とすり合わせることで、不要な作図作業を防ぎ、最も費用対効果の高いお見積りをご提示いたします。

直接経費(10%)追加のお願い

今回の改定より、国土交通省の積算基準に準拠し、作業費の10%を電子計算機使用料などの直接経費として別途計上させていただきます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

終わりに

30年の現場経験に基づく「現場視点の設計」と、3DCADによる徹底したフロントローディングで、皆様のプロジェクトの確実な遂行に貢献してまいります。
新しくなったサービス内容の詳細は、サービス案内ページよりご確認ください。

今後ともPlata Designをよろしくお願いいたします。